独自遮断熱工法と本物の国産自然素材をいかし、住む人の健康をイエカラ考える工務店。厚木市をはじめ新規注文住宅・リフォーム・リノベはエシカルな家造りの民家工房常栄にお任せ下さい。

本末転倒にならない利用

仲間との会合の途中、空を見上げ

現状の消費を衣食住で考えてみました。

流通している衣類の6割は廃棄されています。

そのうちリサイクル&リユースはたった2割。

残り8割は焼却や埋め立てられています。

しかも日本のアパレル市場の輸入品が占める割合は97.7%

製造過程では水や農薬、有害物質の排出問題

利用過程ではマイクロプラスチック問題があり

環境汚染産業の2位が繊維・アパレルとされています。

食で見てみると

日本では年間612トンの食品が廃棄されています。

国民1人あたり、毎日お茶碗1杯分の食料を

ゴミにしているのです。

その食品の6割は輸入で、自給率は3割強。

農業のすぐれた国だったのに、今は

コストをかけ輸入し、コストをかけ廃棄しています。

再利用として廃棄物を家畜に与えていますが

農薬やワクチン、添加物の懸念が報道がされています。

住環境では、国産木材の自給率最低を更新した

2002年の約2割にくらべ

2022年では約4割まで回復しましたが

約6割は輸入材です。

構造用集成材類の利用も増え

接着剤や防蟻材・農薬問題は残っています。

衣食住それぞれ問題を抱えていますが

根本は良くしようとした行動でもあったこと。

寒さに震えず、飢えず、雨風をしのぐモノを作り

皆が手が届くように安く早く普及させ結果です。

モノを無駄にせず利用するはずが

人の思惑で合成と添加物を加え続け

本質が置き去りにされました。

しかし衣類ではリサイクル可能な材料を使うだけでなく

大切に使う声と綿花の育成など行動が始まっています。

エコフィードでも安全確保が進み

農畜では品種改良で味や霜降り率を高める以外に

配合飼料で肉質の改良や脂肪含有量をあげる事に

成功したとの報道も。

在来種の大切さや、種やワタや皮など

実は栄養豊富な物に目が向けられ

食料自給率の向上も声高になりました。

国産材もウッドショックから見直され

使用率が高まり、職人たちの技の継承問題も

議題にあがるようになりました。

家づくりはサイディング、ガラス繊維

壁紙クロスが主流ですが

サイディングから塗り壁に

ガラス繊維から自然由来の繊維に

クロスから和紙や漆喰、珪藻土に

本末転倒とならない利用が進む様

自然と暮らす家づくりの普及に

仲間たちと手を取り合い、取り組みを続けます。

~「空気・水・素材」をイエカラ整える~本物の国産自然素材と遮断熱住宅は民家工房常栄~

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