最近よく目にするようになった
国産材や自然素材の家
ポスティングされる
チラシにも板張りや漆喰等
の言葉が並んでいます。
その中でも新築やリフォームで
よく書かれているのが
「無垢床」
写真を見ると「パイン材」
確かにパインの無垢床。
パイン=松
北米や北欧などが原産地です。
無垢材を使えるなんて贅沢!
と思った方、少しお考え下さい。
外つ国の木を外つ国内で使うならまだしも
船で長い長い旅をするのに必要なのは
大量の消毒です。
私達の安全のためなんです。
だって丸太には入ってきては困る虫が隠れている。
念には念を入れての消毒は必須。
さらにHCなどでパイン材を見て下さい。
どれも同じ色をしていませんか?
漂白剤につけるからです。
さてそんな無垢材の床は
贅沢な品ですか?
お家の中に入れて寝っ転がりたいですか?
無垢や自然素材と言った
言葉のアンカーが心理に働き
正確な判断が鈍りそうな時には
森林と同じで木の香りがするかどうか。
これが意外に正確な判断となります。
ただし檜などの香りの高い製品を
表面だけに使う物件もあります。
そんな時には集成材の有無でご判断下さい。
家も人も、外見も大事でしょうが
やっぱり中身が健康が一番です。
~「空気・水・素材」をイエカラ整える~本物の国産自然素材と遮断熱住宅は民家工房常栄~