丸太を引き
木材を切り出し
素材に加工する。
現在の機材を使っても
手間がかかる面倒な作業であり
タイパは悪いです。
加工材を買った方が
タイパが良いにもかかわらず
昔ながらの手仕事を続ける
仲間達は存在します。
愚直だからでは無く
時間効率の考えに
少し違いがあるんです。
職人は実践の中
日々少しづつ技を学習し
反復、応用を重ね
長い年月をかけ
技として身体で習得します。
使う場が減れば必然と
技は廃れ失われます。
買うのが当たり前になれば
材を見分ける能力も
利用する技も失います。
腕の無い者が作る品は
形だけとなり
おさまりも悪くなります。
昔ながらを学び守る者として
同じにように見えても
手抜きをした品は
職人の名折れとなり
お届けするのは恥となります。
お客様にかわり
適材適所を心がけ
技をこめる作業は
タイパが悪く見えるかもしれませんが
大切なお仕事と考えます。
~「空気・水・素材」をイエカラ整える~本物の国産自然素材と遮断熱住宅は民家工房常栄~